前回では「3」という数字について語りましたが、
今回は「666」についてお話したいと思います。

ホラー映画「オーメン」でも有名になった「666」という数字。

一般的に「悪魔の数字」として知られるこの数字には、どんな意味が隠されているのか?

それを知っている人は、ほとんど存在しないはずです。

その原点は「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」にあります。

聖書では、世界の終末が間近になったとき、「艱難(かんなん)」の時代が訪れ、
この時、「獣(けもの)」と呼ばれる暴君が現れると予言しています。

ではこの「獣」とは一体何なのか?

それは「アンチ・キリスト」…つまり「反キリスト」のことです。

《ここに、知恵が必要である。 思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。 そして、その数字は六百六十六である。》

「ヨハネの黙示録 第13章18節」にはそう書いてあります。

正直、これだけでは何のことか、よく意味が分かりませんよね?

次の画像は「ヨハネの黙示録」に出てくる獣。

image242

聖書はなぜ、このようによく意味のわからない文章になっているのでしょうか?

意味がわからないどころか、どうにでも解釈できるように書いてあります。

それがなぜかと言えば、時の権力者によって書き換えられているからです。

時の権力者とは具体的に誰を指すのか?
という問題がありますが、それはここでは言えませんので別の機会にお教えします。

話はもとに戻りますが、実はユダヤ人の間では、
昔から「数」には非常に神秘性があると考えられてきました。

その数のを重んじるものに「カバラ」があります。

カバラとは、ユダヤ教における密教的神秘主義のことで、このカバラには、ユダヤ哲学があり、
その中に「ゲマトリア」と言われる文字の数値転換法があるのです。

だからゲマトリアは、もともとユダヤ人の言語であるヘブライ語における文字の数値転換法でした。

ヘブライ語のアルファベットは、それぞれ数値に対応していて、数字としても使われます。

だから文字の組み合わせである単語や文章も一定の数値を持つことになるのです。

要するに文字や単語、文章を数値に置き換えることを「ゲマトリア」というわけです。

実は悪魔の数字「666」もこのゲマトリアなのです。

だから「666」の本当の意味を知るためには、まずゲマトリアを知る必要があると言うわけです。

しかし、賢明な人はこう思うでしょう。

「旧約聖書」はヘブライ語で書かれているが、「新約聖書」はギリシャ語で書かれたはず・・・
では、ギリシャ語にもゲマトリアがあるのだろうか?と。

答えを言いましょう。

「ある」です。

なぜなら「新約聖書」もユダヤ人が書いたものだからです。

彼らはギリシャ語にも深いゲマトリア的意味を与えてます。

例を挙げてみましょう。

ギリシャ語もヘブライ語と同じように、各アルファベットが数値に対応しています。

例えば、アルファ=1 ベータ=2 ガンマ=3 といった感じです。
(ここで実際にギリシャ文字を使うと文字化けするのでカタカナで書いています)

ギリシア語を数値に変換した表は次の通りです。

image243

さて、今度はイエス・キリストの「イエス」のギリシャ語のゲマトリアについてです。

文字コードの問題でここでは、書くことができませんが、
イエスキリストのゲマトリアは、10、8、200、70、400、200となります。

これを全部足すと、「888」となります。

つまり、黙示録による予言では終末に現れる暴君の名前のスペルを、
これと同じようにゲマトリアにすると必ず「666」になると告げているのです。

ところで、「旧約聖書」には、次のように記されています。

《主はすべての国々の目の前に、聖なる御腕を現わした。地の果て果てもみな、私たちの神の救いを見る。》

紀元前700年頃の予言「イザヤ書52章10」には、こう書いてあるのですが、
これをイエスキリストによる救いを述べた預言とする説があります。

「私たちの神の救い」のヘブライ語が「888」になるからです。

●私たちの神の救い=6、50、10、5、30、1、400、70、6、300、10となり、これらを全部足すと「888」となるのです。

 

再びギリシア語を数値に変換した表を見てみましょう。

image243

つまり、「私たち神の救い」のゲマトリアは、「イエス」のギリシャ語ゲマトリアと同じなのです。

しかも、このヘブライ語が「私たちの神のイェシュア」と読めるのです。

「イェシュア」とは「イエス」のヘブライ名です。

そう、「イエス」とは実はギリシャ名であって、「イエス」と「イェシェア」は本来は同じ名前なのです。

今度は、「キリスト」と「神性」のギリシャ語ゲマトリアを調べましょう。

●「キリスト」=600、100、10、200、300、70、200となります。これを全部足すと「1480」です。

●「神性」=9、5、70、300、8、200となります。これを全部足すと「592」です。

ここでイエスのゲマトリア「888」と神性のゲマトリア「592」を足してみます。

ここでも驚くべき事実が判明します。

イエス888+神性592=「1480」となるのです。

お気づきでしょうか?
これは、キリストのゲマトリア「1480」と全く同じです。

つまり、「イエス」+「神性」=「キリスト」ということなのです。

要するに、人としての「イエス」に「神性」が合体した時、
彼は神からの救い主としての「キリスト」になるということが暗示されていたのです。

ゲマトリアについては、まだまだ続きますが、この続きは別記事でお伝えします。