ノアの方舟は実在した

これまでに、「ノアの方舟」という言葉を散々出してきましたが、
この神話をよく知らない方のために、さらっと一通り書き流しましょう。

一応、念のために言っておきます。

全てとは言いませんがこの話は「実話」です。

ただの神話ではありません。

「ノアの方舟」とは、旧約聖書の「創世記」に書かれている物語に登場する船のことです。

その物語によると、今から4500年ほど前、
人類の祖であるアダムから数えて10代目の子孫に「ノア」という人物がいました。

ノアは、神に信仰を寄せる唯一の人で、それ以外の人々は堕落し、
神など信じることなく好き放題していました。

地上の人間たちの行いに憤りを感じた神は、
大洪水を起こし、この地上を滅ぼそうと考えたのです。

しかし、ノアとその家族だけは神に信仰を寄せていたため助けることにしました。

そこで神はノアとその家族にこう告げます。

私は人間を地と共に滅ぼすことを決めた。

お前(ノア)は自分のために、ゴフェルの木で船を造りなさい。

船の中には仕切り室を作り、内側、外側をタールで覆いなさい。

船の長さは300キュビト、幅は50キュビト、高さは30キュビトにする。

船には屋根を作り、入口を側面に作り、3階構造で作りなさい。

そして、お前とお前の妻、お前の息子たち、息子たちの妻も船に乗りなさい。

また、あらゆる動物の雄と雌を二匹ずつを船に乗せなさい。

神はこのように告げ、ノアに方舟を作らせたのです。

ノアは約100年の歳月をかけて、神のお告げの通りの方舟を作り、
方舟にあらゆる動物を雄雌それぞれ2匹ずつつ乗せました。

え、ノアが一代で100年かけて船を作れるはずがないって?

そうした声が聞こえてきそうですね。

彼の寿命のことですよね。

実は、アダムからノアまでの系譜を見てみると、一部を除き900歳を超える人ばかりです。

現代人の寿命からして考えにくいことですが、
ノアの大洪水をターニングポイントにして、
人間の寿命は段々と減っていき最大で120歳位となりました。

ではなぜ当時はそんなに長く生きられたのか?

それは、地球の環境が現代とは全く異なっていたからです。

もうひとつ理由があり、それは過去にも紹介した「テロメア」遺伝子の違いです。

このことも、後日お話することになりますので、それまでしばらくお待ちください。

さて、話をもとに戻しましょう。

あらゆる動物の雄雌それぞれ2匹ずつつ方舟に乗せたノアも、
家族と一緒に方舟に乗り込み、それから7日後に大洪水が起きたのです。

因みにノアの大洪水が起きた時のノアの年齢は600歳位。

洪水は40日40夜続き、全ての山が水に覆われました。

これにより、方舟に乗れなかった地上の生物は全て息絶えたのです。

その後、徐々に水が引き、方舟は「アララト山」に漂着します。

それから時間が経つにつれ、山々の頂が現れはじめます。

その40日後、ノアは、地から水が引いたか確かめるために、方舟から一羽の鳩を放ちます。

しかし鳩は、とまる場所がなかったので直ぐに方舟に戻ってきます。

その7日後にノアは再び鳩を放ちます。

すると夕方頃にオリーブの葉をくわえて戻ってきたため、
これによってノアは地から水が引いたことを知ります。

ノアは、さらにその7日後、鳩を放ちますが、もう鳩が戻ってくることはありませんでした。

これで完全に水が引いたことを知ったノアは、自分の家族と動物たちを方舟の外に出したのです。

この神話のイメージ図はこちら。

image232

その後、ノアは祭壇を造り、生贄のために用意していた動物を神に捧げます。

これにより、神は二度と洪水で生き物を滅ぼすことはないと約束し、空に虹を与えたのです。

と、このような内容の神話なのですが、
実はこれはただの神話ではなく、実際に起きた事実なのではないか?と考えられているのです。

なぜなら、1959年に「ノアの方舟」らしき遺跡が発見されているからです。

発見された場所は、トルコにある標高5137メートルの「アララト山」の山腹。

アララト山

アララト山

しかし、多くの専門家が現地調査を行いましたが、確定的な証拠を見つけるに至らず、
遺跡は自然の地形と推定されるようになります。

ところが、1977年から、再度数年間に渡って精密な調査が行われ、
その結果、遺跡は自然の地形ではないことが判明し、
「ノアの方舟」だったことが確認されたのです。

これがノアの方舟が漂着した遺跡です。

image234

これを機に、更に世界中の専門家によって、より念入りな調査が行われるようになります。

すると、ノアの方舟を作った時に使用した材料と思われる金属や木片の残骸が何度も発見されたのです。

しかも、方舟の大きさや形状は、聖書に示されたものと一致。

方舟は、長さ300キュビト、幅50キュビト、高さ30キュビト。

「キュビト」なんて単位ではわかりませんよね?

これは、およそ長さ133m、幅22m、高さ13mです。

この「長:幅:高」の比率は、現在の大型船を造船する際に、
最も安定しているとされる比率とほぼ同じだと言います。

凄いですね。

しかし、聖書というのは時の権力者によって都合の良いように書き変えられていますので、
この物語が全て本当かというと、そうではないと思いますが、
ノアの方舟が実際にアララト山に漂着したことは間違いないようです。

11 件のコメント

  • yosuke kawachi より:

    大変面白いと思いますが、疑問に思うのはもし本当だとすると、人類もその他の救われた生物もすべてその後に生まれてくる子孫は近親相姦の結果ということになりませんか。私はこの辺の説明がないのが気になって仕方がありません。どなたか納得できるご説明をお願いします。

    • ムスリム より:

      ノアと共に何十人かの信者達もいましたとあります

    • ヤマ より:

      生物は、その土地の環境に合わせて多様に変異するという習性がありますよ。

      現在、世界には多様な陸上生物がいますが、いわば”原種”となる生物の種類は、十分にノアの箱舟に乗る程度ではないでしょうか?
      ノアの箱舟には、マントヒヒも、マンドリルも、ゴリラも、チンパンジーも、ワオキツネザルも、ニホンザルも、テナガザルも、アカゲザルも、全部の生物が2組ずつ乗ったのでしょうか?それとも”原種”となるサルが2匹乗ったのでしょうか?

      人間も同じ仕組みを持っていて、暑い地域では小柄な、寒い地域では大柄な人間が生まれ、紫外線が強い地域では細胞に色素を持つ肌の黒い人間が、紫外線が弱い地域では色素がなく日焼けに弱い肌の白い人間が生まれます。

      • ムスリム より:

        アフリカもロシアも巨人は沢山います

    • yosuke kawachi より:

      ノアの方舟に雌雄一組の動物が載せられてその動物のみが助かったのなら、その後の動物(人類を含む)は全て近親相姦で繁殖したことになるという疑問を呈した者です。その答えの一つが、「その頃のDNAは完全だったので、近親相姦の被害はなかった」というものでした。真偽は別として(念のため記しますが、私はこの答えを証拠もないので疑っていますが)この答えが正しいと仮定しても、近親相姦は容認しているということになると思うのですが。キリスト教で方舟伝説を容認している方は、人類は全て近親相姦から生まれた人の子孫だとおっしゃるのですね。親子、兄弟、場合によっては祖父母孫、の近親相姦以外にどうやって子孫を増やしたのか、大変興味があります。

  • 宗教アレルギー より:

    今存在する人間はみなノアの子孫?
    黒人もインディアンもモンゴロイドも?

  • ジョニー出っ歯 より:

    この記事はかなり古いようですね。
    この方舟もそれまでに発見された他の方舟と同じく、捏造だと結論づけられています。

  • ジョニー出っ歯 より:

    このノアの方舟が捏造であるという証拠ですが、そもそもトルコにある「アララト山」自体が、
    12世紀のキリスト教徒によってこじつけで名付けられたため。
    聖書での正確な時期術はアララト自体が地方あるいは王国の名前で、アララトの山のどこかに漂着したとか。

  • ムスリム より:

    ノアと共に信者達も舟に乗りましたとあります。

  • より:

    秋葉原等にいるキモヲタたちもノアの子孫なのでしょうか

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です