前回では、人としての「イエス」に「神性」が合体した時、
彼は神からの救い主としての「キリスト」になるということが暗示されていた・・・
という話でしたよね。

これまでの話でゲマトリアの神秘性と、それに込められた深い意味をご理解いただけたと思います。

では今度は肝心な「666」の意味を解明していきましょう。

実は反キリスト(獣)の「666」とイエスの「888」は、次のように表すこともできます。

●獣=666=(6+6+6)×37

●イエス=888=(8+8+8)×37

ここに出てくる数字、6と8と37は、それぞれ、とても深い意味を持っています。

「37」が何でここで出てくるのか?という声が聞こえそうですが、
話を整理するために「37」については後述することにします。

まずは「6」と「8」について検証してみましょう。

「6」は一般的に次のように説明されます。

「7」は聖書で完全数と言われ、それに「1」足りない「6」は不完全な数である・・・と。

がしかし、これは事実とは異なります。

「7」という数字は確かに深い意味をもった数ですが、実は「6」も完全な数なのです。

これを「数学的完全数」と言います。

「6」は自分以外に自分を割り切れる数として、1、2、3の3つを持っています。

そして、この3つの数を合計すると、また「6」になります。

こうした数を数学者は「完全数」と呼んでますが、
この完全数は、非常に稀にしか存在しない数なのです。

さらに「6」は、完全数であると同時に「三角数」でもあるのです。

三角数とは一体何なのでしょうか?

三角数とは、次のように整数を順に足していってできる数のことです。

1=1
1+2=3
1+2+3=6
1+2+3+4=10

例えばボウリングのピンは、1列目が1本、2列目が2本、3列目が3本、4列目が4本並んでいます。

その結果、合計の10本全体が上から見たら三角形を形成しています。

この点に注目してください。

三角数は次の図のとおりです。

image002

もし、次の列である5列目に5本並べれば合計15本、
6列目に6本並べれば合計21本になりますが、
全体の形は常に三角形を保ったままなのです。

つまり「三角数」という名はこれに由来するのです。

もっというと、完全数「6」からなる「6」「66」「666」は、
どれもが三角数なのです。

但し、「6666」は違います。

このように「6」という数は基本的な数学的完全数なのです。

では、ここで聖書に出てくる三角数をご紹介します。

聖書には「三角数」がよく出てきますが、次の言葉もみな三角数です。

●神は唯一神(1)

●神の三位一体(3)

●神が天地創造のわざをなした日数(6)

●カナの結婚式でイエスは、6つのカメに入った水を全部ブドウ酒に変える奇跡をした(6)

●イエスは受難の予告から6日の後に変貌した(6)

●「主の祈り」は6つの願いから成る(6)

●神はモーセに「十戒」を与えた(10)

●「聖書」巻頭の言葉、「創世記」1章1「はじめに神が天と地を創造された」を構成するへブル語の文字数(28)

●聖書の書物数(66)

●ペンテコステの日(聖霊降臨日)に2階座敷に集まっていた弟子の数(120)

●イエスの復活後、弟子たちが漁をしたときに網にかかった魚の数(153)

●難破した船でパウロとともに救われた(276)

●ノアの方舟の長さは300キュビト(300)

●「創世記」第1章1節全体のへブル語ゲマトリア(2701)

今度は「イエス=888」に現れる「8」について考察してみましょう。

「8」は聖書では「救い」や「イエス」を表す象徴数です。

例えば、ギリシャ語の「主」「キリスト」「救い主」「御子」の言葉のゲマトリアは、
次のように全て「8」の倍数になっています。

●主(キュリオス)
20+400+100+10+70+200=800

=8×100=8+8+・・・・+8

●キリスト(クリストス)
600+100+10+200+300+70+200=1480

=8×185=8+8+・・・・+8

●救い主(ソーテール)
200+800+300+8+100=1408
=8×176=8+8+・・・・+8

●御子(フィオス)
400+10+70+200=680
=8×85=8+8+・・・・+8

他にもノアの大洪水の時、方舟に乗った人の数は「8」人でした。

また、罪からの救いの儀式は「8」日目に行われました。

このように聖書において「8」は、救いやイエスに関連して非常に多く現れる数字なのです。

さらにもっと興味深いことがあります。

それは「8」という数字は2の3乗だということです。

つまり、2×2×2=8

キリスト教においてイエスは、三位一体の神の「第2位格」として位置づけられています。

2の3乗の「2」とは、この「第2位格」の2のことです。

では、三位一体の神の第1位格の「父なる神」を表す特徴的数は、1の3乗・・・

つまり1×1×1=1そう、「1」なのです。

また、第3位格の「聖霊」の特徴的数は、3の3乗・・・

つまり3×3×3=27

そう「27」となるのです。

では、おさらいしてみましょう。

●父なる神(第1位格)=1×1×1=「1」

●キリスト(第2位格)=2×2×2=「8」

●聖霊(第3位格)=3×3×3=「27」

父なる神「1」、キリスト「8」、聖霊「27」となるのです。