日本は終わる!?

私がこれほど言っても、もしかしたら富士山が噴火した位では、
そんなに大した問題ではないと楽観的に考えている人がいるかも知れません。

そうした人のために富士山が実際に大噴火を起こしたら、
どれだけ悲惨な状況になるかを今からお話しましょう。

富士山が大噴火を起こした時点で、富士山周辺の地域は勿論のこと、
東京でも大パニックが起きます。

例えば、それが平日の昼間だとすると、サラリーマンの多くは、
家族が心配なので早く家に帰ろうとするでしょう。

1500万人近くの人が、あの狭い東京管内で一斉に動き始めることになるのです。

火山灰は2時間で東京に到達します。

そして、パニックが起こった場所では必ず火災が発生します。

パニックになって逃げ盛る人の群れで、どこの場所もスシ詰め状態となり、行く手を塞ぎます。

そんな場所で万が一、転びでもしたら、その人は完全に踏み殺されてしまいます。

女性の場合、ハイヒールなど踵(かかと)の高い履物は危険です。

ハイヒールは絶対に転んでしまうので、人混みの中で踏み殺されるのは必至です。

なので、都会の企業に勤務している女性は、
常にスニーカー等の歩きやすい靴を準備していた方が良いです。

車で通勤する人は車の中にも積んでおいた方が良いでしょう。

さて、火山灰にサンダーボルト、それに停電や火災が起こることは必至です。

交通網も完全にストップします。

電車も動かなくなりますが、当然、モノレールだって動かなくなります。

そして、地下鉄も・・・

どんなに地下であっても火山灰は入ってきます。

地下鉄が火山灰の侵入を防げたとしても電気がストップするので列車は動きません。

新幹線だってセフティシステムが働き完全に止まってしまいます。

電気は次々に寸断されていきますから、被災地には電気が全くない状態となります。

電気が止まればどうなるでしょうか?

当然、照明は完全に無くなります。

空は灰色の噴煙に覆われているため、昼間でも辺りは真っ暗になります。
(サンダーボルトによって、時々、一瞬明るくなりますが)

電気が止まればインフラは完全に機能しなくなります。

車も駄目、電車関係も駄目です。

では飛行機はどうでしょうか?

空港には自家発電がありますし、飛行機は電気で飛ぶわけではないので大丈夫なように思えます。

しかし、ジェット機はエンジンに火山灰を吸い込むから飛べません。

プロペラ機も火山灰を巻き込むので無理です。

ヘリコプターも同じです。

そんな状況が長期的に続けば、食糧が続かず餓死者が続出します。

交通手段として船舶だけは何とか動けたとしましょう。

その場合、食糧は船で運んで来ることになるのですが、
陸と空の交通網は完全にストップしている状態なので、
被災者を救済しようと思っても食糧の輸送手段がありません。

インフラも交通網も機能しなくなるのですから当然です。

しかも、どんなに怪我をしようが病人になろうが、病院などの医療施設も完全にシャットアウトされます。

やがて火山灰が止み、輸送用のトラックを動かせる状態になったとしても、
積もり積もって火山灰に覆い尽くされた地面に道路なんてどこにも見当たりません。

救援として自衛隊をいくら送り込んでも、
まず、降り積もった火山灰から撤去していかないと、どうにもならないのです。

そのうちに餓死者は続出します。

日本という国は、安全理論だけが独り歩きし、最悪の事態に備えてないので、ある意味当然のことです。

東京壊滅(映画「日本沈没」より)

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ところで「トヨタ生産方式」という言葉をご存じでしょうか?

これは、自動車メーカーのトヨタが自動車生産活動として取り入れている方式で、
トヨタの強さを支える要素の一つとなっています。

その方式は「無駄を無くす」ということが重要視されていて、
その「無駄」とは下記のことを指すそうです。

  • 作り過ぎの無駄
  • 手待ちの無駄
  • 運搬の無駄
  • 加工の無駄
  • 在庫の無駄
  • 動作の無駄
  • 不良をつくる無駄

実は日本という国は一般的な企業においても、このトヨタ生産方式を取り入れている側面があります。

例えばコンビニを例に挙げましょう。

コンビニは必要以上の物は作らないし、必要以上の物は置きません。

1日に数回、商品補充のための搬入がありますが、
ある商品が完売すれば、次の搬入まで陳列に並ぶことはありません。
なぜなら、コンビニは在庫を持ってないからです。(あったとしても少量です)

要するに、陳列に並んでいる分の商品しか置いていないのです。

これはコンビニ限らずスーパーでも同じことが言えます。

コンビニもスーパーもトヨタ生産方式を採用していて、
そのトヨタ生産方式は最悪の事が起こらない事を前提としています。

トヨタが世界的に大成功を収めているせいか、日本の企業はトヨタの崇拝者となっています。

経済的な事を考えれば確かにその方が良いのかもしれません。

しかし、経済の事だけを考えていたら、仕舞にはロクなことになりません。

いざという時の為にリスクを分散させておく必要があるのです。

それが欧米のやり方です。

なので、日本もそうした面は欧米を見習うべきなのです。

つまり何が言いたいかというと、
災害が起こったらコンビニやスーパーには帰宅難民が殺到することになります。

ですが、陳列に並んでいる分しか商品がありませんから、食糧は直ぐに尽きることになるのです。

ということは、災害発生後は食べ物にありつけず、ひもじい思いをしながら
死に絶える餓死者が続出するということです。

要するに、富士山が大噴火を起こしたら東京は壊滅することになるのです。

第一、そのような事になれば、日本の経済が終わってしまいます。

それは日本が終わるということです。

そうならないためにも、最悪の事態を想定し、備えておくべきなのです。