腐敗した死体が散乱

前回でもお話しましたが、まだまだ災害時の恐怖は幾つも存在します。

例えば、水道局の電気が遮断されたら、当然、水道は使えなくなります。

建物次第では給水タンクが備えてありますので、
そういった場合は、タンクの水が空になるまでは使えますが、
たとえ水が使えたところで、下水道施設の電力供給も停止されるため、
下水が処理できない状態となります。

つまり、トイレは流せなくなりますから、直ぐに糞尿で溢れることになります。

そうなると、男性に限らず女性でも道端で用をたさなければ行けない状況になります。

糞尿がダダ漏れになったトイレからの臭いが部屋中に充満します。

そして屋外でも、あちこちで糞尿が悪臭を放つことになります。

また、火事で焼死した人、火山灰を吸い込み過ぎて窒息死した人、
それに食糧にありつけず餓死した人・・・

大量の死体が散乱することになるのです。

冬場だと直ぐに死体は腐敗しませんが、夏場だったら大変です。

直ぐに死体が腐り、悪臭で有害なガスが発生することになります。

死体にはハエがたかり、ウジがわき、病原菌が蔓延します。

そこは極めて不衛生な環境と化し、二次被害となる伝染病や疫病などの温床となるでしょう。

富士山やその他の火山も含め、噴火を甘く考えていたら大変な目に遭います。

話は変わりますが「新東名高速道路」をご存知でしょうか?

首都圏やその近郊の方はご存知だと思いますが、
首都圏から離れた地域の方は知らない人もいると思いますので紹介させて頂きます。

「新東名高速道路」とは、東京都と愛知県名古屋市を結ぶ延長約330kmの高速道路です。

従来の東名高速と新東名高速を比較したドキュメンタリー映像

YouTube Preview Image

映像をご覧いただければお分かりの通り、
「新東名」は緩やかなカーブや高低差の少ない坂道など、
ドライバーが走りやすい技術が盛り込まれていて、渋滞を緩和する設計になっています。

しかも、浜松サービスエリア以外の全てのサービスエリアにヘリポートを併設するなど、
いざという時の災害時に備え、ライフラインを確保するための防災活動や、
医療搬送などにも活用出来るような作りとなっています。

がしかし、日本の最新技術を駆使して作ったこの道路も、
富士山が大噴火を起こしたら一発で終わりです。

なぜなら、富士山が大噴火を起こせば、
火砕流がなだれ込んで、もの凄い勢いで車も道路も吹き飛ばされるからです。

残念ながらこの道路、あまりにも富士山と近すぎます。

とても災害を想定して作られた道路とは思えません。

これから先は、どこで何が起こるかわかりません。

なので車を運転する方は、CDなどの音楽は聞かず、
ラジオをつけて道路状況を常に把握しておくべきです。

富士山の噴火に伴って起こる東京直下の地震は、東京での津波を引き起こす可能性を十分に秘めています。

もし、東京で津波が起こったら・・・

実は東京の海は湾になってますので、津波は起きにくいのですが、
万が一、東京湾で津波が起こった場合、湾内で津波が跳ね返り、増幅し、
東京の街を何度も波が押し寄せることになります。

つまり、富士山の噴火に伴って起こる地震は極めて危険なのです。

東京湾内で津波が起これば、物資を運ぶ最終手段である船舶までも機能しなくなります。

富士山の噴火に伴った地震では、最悪、福島第一原発が大爆発するかもしれません。

するとプルトニウムとストロンチウム入りの火山灰が降ってきます。

いくらなんでも、そこまで同時に起こるとは思えませんが「無きにしも非ず」です。

絶対に無いとは言い切れないのです。

このような恐ろしい災害が富士山以外にも、
鹿児島の桜島、熊本の阿蘇山、宮崎の新燃岳でも、もしかしたら起こるかも知れない・・・

ということは常に想定しておかないといけません。

ま、そのような事が起こる前には、小規模の噴火がよく起こるようになったり、
その感覚が短くなったり・・・と、恐らく前兆があるはずです。

急にそのような事が起こる事態にはならないとは思いますが、
油断は禁物なので、常にアンテナを張って、
いつでも情報をキャッチできるようにしてた方が良いと思います。