今年(2013年)10月、日本政府が消費税の増税を決定しました。

米国は1670兆円の負債を抱えており、その債務上限がギリギリの中で、
民主党と共和党が引き上げるか、引き上げないかを10月17日までに決定し、
もし引き上げられなければ、デフォルトが始まる・・・というところでしたが、一応これは回避されました。

実は米国のデフォルトに関しては、日本の消費税増税に大きく繋がっています。

米国のデフォルトが懸念される前の5月には「NYダウ」の株価は史上最高値を付けました。

そして、この史上最高値を付けたのと同時に懸念されたいたのが、アベノミクスの「超金融緩和」でした。

繰り返しになりますが、アベノミクスの「超金融緩和」は、米国がとっていた経済施策を、
そのまま取ったもので、米国は日本に先行して、ずっと金融緩和を行ってきました。

天文学的な量の紙幣を刷りまくり、その裏では沢山の国債を発行し、国の借金をし続けたのです。

これで、お金がきちんと循環し、経済が潤えば良いのですが、そんな事にはなりません。

確かに株価は上がりましたが、史上最高値を付けるほどの株価上昇の理由は何でしょうか?

それは、刷りまくったお金が実体経済に向かわなかったので、行き場を失い、株式市場に向かったからなのです。

金融緩和されたお金が、貧困層に向かえば、経済は潤うのですが、そうではなく株式市場に集まったのです。

だから、実体経済は潤わずに株価だけが上昇したというわけです。

これは米国だけではありません。

日本でもアベノミクスが「大胆な金融緩和」を発表してから、株価だけが上昇し、似たような現象が起こりました。

確かに実体経済にお金が回る前に、資本市場にお金が回るというのは当然の事なのですが、
ある程度の時間を要すれば、実体経済にも、そのお金が下りて来なければならないのです。

そうでなきゃ経済なんて回る事はありません。

お金が通る道が株式市場への一方通行で、実体経済へ降りてくる道が無いため、
経済が回りきれず景気回復できないでいるのです。

実体経済が潤わない経済政策・・・失敗続きの経済政策であるにも関わらず、
アベノミクスは、なぜそんな米国の経済政策を真似て実行したのでしょうか?

それは先ほどお話したとおりです。

現在の不況はリーマンショックと同じ事が起こっています。

サブプライムローンは、低所得者層に対ししても信用を与えて、お金を貸し出すというローンの仕組みでしたよね。

これはすなわち、返すあてのない借金をさせることで、
その投資商品によって、少数の富裕層が弱者からお金を吸い上げる構造でした。

その歪が限界に達し、破綻したのがリーマンブラザーズあり、
それによって起きた不況がリーマンショックだということは、
借金を抱えているのは個人レベルでは無く米国という超大国であるということです。

しかし、米国はこの借金を返済する気など毛頭ありません。

では、米国はどのような策に出るのか?

実は、この問題を解決するには、前からも言っている通り、もう「戦争」しかないのです。

実際にシリアに対する軍事行動が起こっているのも、そのためです。

経済の問題を解決するため、国内の不満を逸らすために戦争に進むというシナリオは、
過去に国際金融資本家らが描いた、第一次世界大戦と第二次世界大戦のシナリオと全く同じです。

「歴史は繰り返えされる」と言われるように、今まさにそれが現実のものになろうとしています。

今、想定される最悪のシナリオは、世界大恐慌と第三次世界大戦・・・

自国の経済が限界に達しているという問題を解決するために、
米国は、世界恐慌が起こった後、戦争を始めることになるでしょう。

それはやがて世界大戦へと拡大していきます。

これが最悪のシナリオですが、それを行わせないために、私たちは今すぐ立ち上がる必要があるのではないでしょうか。