日食と月食がユダヤの祭礼の日に重なったと言うと、たまたま重なったようにも見えるのですが、
実はユダヤ人にとってみれば、これは「天のしるし」なわけです。

こうした天文現象と祭礼が重なると言うことは、天と地を創造した「ヤハウェ(創造神)」の意思であり、
だからこそ、その年に行動を起こせば、預言が成就すると、ユダヤ人は思っているわけです。

これは、ユダヤ人全員の考えではなく、特に米国のユダヤ人の間で広まっている思想です。

なぜなら、米国では、マスメディアによって、そうしたプロパガンダを拡散しているからです。

そんなユダヤ人は、どのような行動に出ようとしているのか?

ユダヤ人としての宗教的な面から言うと、まず国を作りました・・・

次に聖地を占領しました。

となると、最後に残されているのは、エルサレムのシオンの丘にユダヤ教の神殿を作ることです。

シオンの丘は、ユダヤ教とイスラム教の聖地になっていて、
現在はイスラム教の「岩のドーム」というモスクが建っています。

岩のドーム

岩のドーム

紀元前10世紀頃、古代イスラエル王国ができました。

初代・二代目までは、移動式の神殿を作っていたのですが、
三代目のソロモン王は固定式の神殿を建立しました。

これを「ソロモン神殿第一神殿」(紀元前10世紀頃)と言います。

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ところがイスラエル王国は分裂し、紀元前6世紀に、新バビロニア王国にイスラエルは滅ぼされました。

その時に第一神殿も破壊されてしまいます。

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それから半世紀以上が経ち、新バビロニア王国が滅亡後、
捕囚として敵の国連れて行かれたユダヤ人が、また帰ってきます。

その後、建立したのが「第二神殿」(紀元前6世紀頃)です。

更に今から2000年ほど前の紀元前後に、当時の王であるヘロデ王が
「第二神殿」を完全改築に近い形で大拡張しました。

これを「ヘロデ神殿=(新)第二神殿」と言います。

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イエスキリストが祈りを捧げていた神殿が、このヘロデ神殿です。

これが、紀元70年に、古代ローマ帝国によって破壊されたというわけです。

以後、ユダヤ教徒は神殿を持たないままとなっています。

なのでユダヤ教の教会といえば、シナゴーグであり、本来の神殿はありません。

シナゴーグ

シナゴーグ