ユダヤ人といえば、高度な知識や情報を持っている民族として認識されています。

1980年代には、ユダヤ人に関する多くの本は、世界経済をコントロールしているのは、ユダヤ系財閥だと煽り立てられました。

日本では数十年間、英文学教育の場でシェイクスピアの「ベニスの商人」が教材として使われたため、現代の日本人には、「ベニスの商人」に登場する残酷な金貸業(ユダヤ人)のイメージがあり、誤解を生んでいる側面があるようです。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

ベニスの商人(Wikiペディア)

 

しかし、ユダヤ民族には長い歴史があるために、正確に定義付けすることが不可能なのです。

なので、ユダヤ人の特異性ばかりが注目を集め、偏った見方となっているのです。

そんなユダヤ民族ですが、日本人とも幾つもの共通点が存在します。

それは、精神的存在を信じ、教育や家族、さらには伝統的価値を大事にすること、また賢い商業習慣、法をきちんと守ること、同じ民族同士の結婚など挙げれば限がありません。

「旧約聖書」によれば、ユダヤ人は神によって創造された最初の人類となっています。

3000年前の地中海周辺の東端で発展し、神から信仰と十戒を授けられた人類の祖と考えられています。

神によって授けられた信仰と十戒は、流浪を続ける民族に適しており、今でもユダヤ人の宗教言語や社会文化は、長い間、シナイ半島を中心に流浪した現代のアラブ人の祖・セム語系の古代ヘブライ12支族のものです。