(4)「アシュケナジー」・「スフアラディ」・「ミズラヒ」

ユダヤ人には三つの系統があり、それは次の通りです。

  • アシュケナジー(中欧)
  • スファラディ(スペイン)
  • ミズラヒ(東方の意で、中東・アジア)

アシュケナジー系とは、19世紀末までヨーロッパ大陸とロシアを中心に居住していたユダヤ人。

スファラディ系とは、15世紀末にイベリア半島を追放され、オランダ等の北海低地帯、北アフリカ、パレスチナを含むトルコ帝国領に居住したユダヤ人。

ミズラヒとは、中東やアジアに移り住んだユダヤ人。

 

1960年の時点で、世界のユダヤ人口は1300万人で、うちアシュケナジーは1100人、スファラディは50万人、ミズラヒは150万人となっていて、圧倒的にアシュケナジーが多いとされています。

第二次大戦直前の1939年の時点では、世界のユダヤ人口の90%がアシュケナジーといわれ、その後、ドイツのナチスによるホロコーストでアシュケナジーのみならず、ヨーロッパのスファラディも壊滅的打撃を受け、現在に至っています。

 

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