(7)「トーラー」・「タルムード」・「カバラー」とは?

タルムード

「旧約聖書」は、もともとヘブライ語では「諸書」と呼ばれてたようです。

ギリシア語を話すユダヤ人が、この「諸書」をギリシア語で「タービブリア」と呼んだのが、ラテン語を経由して「バイブル」になったのです。

バイブルとは、本来は「書物」のことでしたが、日本語に訳す際に「聖書」と翻訳したのです。

「諸書」は普通はヘブライ語で「タナハ」と呼ばれていて、「タナハ」とは、教えや指導を意味する「トーラー」の「T」、預言者を意味する「ネビーイーム」の「N」、複数の書物を意味する「クトゥービーム」の「K」の三つの頭文字を繋ぎ合せた「TNK」のヘブライ語読みでした。

「TNK」をテナハともタナクとも読めましが、ユダヤ人は「タナハ」と読むようになったのです。

ユダヤの正典には、他にも「トーラー」以外の書物が存在し、それは「タルムード」と「カバラー」という秘中の秘の書物です。

教えや指導を意味する「トーラー」は、「創世記」から「申命記」までの聖書の最初の五書を含み、「モーセ五書」とも呼ばれています。

最初の五書とは、「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」を指し、ユダヤ人の間では、この「「トーラー」を毎日読むことが重要だとされているのです。

また「トーラー」の言葉は、一字一句を変えてはならないが、解釈についてはオリジナルのものがあってよいとされているようです。

伝承を意味する「カバラー」は、ユダヤ教神秘主義の書で、ユダヤ教を支えるあと一つの柱が「タルムード」で、これは注解を意味しています。

ラビたちが「トーラー」の注解書として書いたもので、その数は膨大な量で、この「タルムード」は、さらに「ミシュナ」と「ゲマラ」で構成されています。

トーラー

トーラー

タルムード

タルムード

 

カバラー(生命の樹)

カバラー(生命の樹)