「メディア」とは、情報を伝達するための媒体のことです。

例えていうなら、テレビ・新聞・雑誌・電話・手紙・
広告・音楽・ラジオ・インターネットなどのことで、
この中でも最も代表的なものは新聞、テレビ、ラジオでしょう。

そして、これらをマスメディアとも呼びます。

新聞・テレビ・ラジオをはじめとする多くのマスメディアは、
日々、世界中で起きている出来事をかいつまんで教えてくれる便利な媒体ですが、
私たちの毎日の生活に深く浸透しているめ、
慣れ過ぎてしまい、逆にその実態を多くの人が理解できていないのが現状です。

 

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実は日本人はマスメディアに踊らされて、
過去に大きな戦争をした歴史があることをご存じでしょうか?

被害にあったのはメディアを信用し何も知らなかった多くの国民です。

現在でも多くの国民は、新聞やテレビの情報を
真実として捉えている人がほとんどです。

仮にまたマスメディアが戦争以外の何らかの方向に国民を誘導しはじめても、
多くの人は気づかないことが十分に考えられます。

私たちは現在、世の中で起きている出来事をどのようにして知っているでしょうか?

多くの人は新聞やテレビです。

近年ではインターネットで情報を得ている人も多いと思います。

では【正しい情報】と【間違った情報】を見極める価値観は、
どうやって作られているのでしょうか?

マスメディアからではなく、家族や友人、
または会社の上司や同僚から教わることもあるかもしれません。

それは一見、マスメディアとは全く関係がないようにも見えます。

しかし、自分が新聞やテレビを見ていなくても、
マスメディアが作り出した価値観は周囲の人々を介して広がっていくのです。

つまり人と触れ合う限り、その影響を免れることはできないのです。

そこまで影響力が大きいにも関わらず、マスメディアが流す情報は、
一方的にかたよった情報や嘘、間違いも少なくありません。

なぜ、そんなことが起きるのか?

それは大手マスメディアの構造に問題があります。

大手マスメディアがどのような構造になっているのか見ていくことにしましょう。

記者クラブ制度

 

記者クラブという団体をご存知でしょうか?

この制度は取材を求める記者たちが
結成したのが始まりとされる各地にある任意団体です。

法的な制度ではありませんが政府、警察などの公式発表を取材できるのは、
この団体に属する大手新聞社とテレビ局の記者のみです。

記者クラブは首相官邸、各省庁、警察署内に記者室を持ち、
そこを毎日の活動拠点にしているため、
政府や警察組織関係者と持ちつ持たれつの関係が出来上がっています。

こうした構造が、国家権力を監視しなければならない立場の記者たちが、
批判的な記事を書くことを難しくしているのです。

さらに記者たちは取材後に取材内容を確認して一致させせます。

だから、どの新聞やニュースも同じ内容になるのです。

スポンサー

 

NHK以外のテレビ局の事業収入は、
ほとんどが広告収入から得ているのは誰もご存知だと思います。

一方、新聞社の場合も収益全体の約半分が広告収入といわれています。

すなわち、スポンサーに依存するほど自由な言論はできないのです。

スポンサーからの収益がなければマスメディアとしての存続ができないので、
スポンサーの事業内容の批判や意向に反する報道ができないのです。

スポンサーの顔色をうかがいながら真実を伝えることもできず、
その結果として、多くの番組が高額な広告料を払う大企業や資本家、
権力者に都合の良いものばかりになってしまうというわけです。

大手広告代理店

 

マスメディアが気を遣うのはスポンサーだけではありません。

各企業の広告の依頼を一手に引き受けている大手広告代理店の存在があります。

大手広告代理店は、あらゆるメディア関連企業に関与し、
企業主催の公演、広報対策、大型イベント、
選挙の際の政党広告、政治家のPR戦略なども手掛けています。

大手マスメディア以上に大きな権力を持つ
大手広告代理店の意向に背く内容を報じることは到底できませんので、
真相を追求するどころか報道の自主規制をしているのが現状なのです。

マスメディアは、以上のような構造となっているため、
私たち一般大衆にはなかなか真実の情報が届かないというわけなのです。