私たちは、民主主義は素晴らしいものだ・・・と、学校で教わってきましたよね。

しかし、民主主義も決して、完璧な政治のスタイルではありません。

極端な話ですが、独裁制であっても、賢明かつ国民のために尽くす国王が統治する国ならば、かつてのローマ帝国のように国民が満足し、国自体も大きく発展する可能性だってあるのです。

romanempire

しかし、それも長くは続きません。

なぜだかお分かりですか?

そんな素晴らしい国王が何代も続くとは限らないからです。

2008年3月に中央アジアのブータンで、初の国会議員選挙が実施されました。

これは国民から敬愛されてきた国王が、「いつまでも国王に頼らず、国民が選んだ代表によって政治をする方が良い」と宣言して実行したのです。

国王が「国王による政治よりも人々による政治の方が良い」と断言したのです。

民主主義とは、試行錯誤の繰り返しだということは前にも述べましたよね。

選挙で投票し、とりあえず任せてみる…任せてみて、失敗だとわかると、このままではマズイから別の人に任せよう…その繰り返しなのです。

つまり、民主主義とは、政治家を信用してないシステムだというわけです。

政治家を信用していないので、ダメならすぐに辞めさせることができるシステムなのです。

国民が60点程度でも満足しなくてはならない国になっているのです。

国民全てが満足できる100%の政治スタイルは、今のところありません。

民主主義は、失敗することもありますが、その失敗に国民自身が気づき、判断できる…その失敗を取り戻すことができる…そういう政治の仕組みなのです。